【2025年も有難うございました】
長い酷暑の夏、雨もあり、そして寒さの冬のなか、また経済不況もあり、足しげくサロンシネマと八丁座にお越し頂き誠に有難うございます。
「国宝」の大ヒット・ロングランに支えられ、新しい年を迎えることができます。
感謝、感謝であります。
皆様におかれましても、新しい年が良い年でありますようにお祈りしております。
2026年も、よろしくお願い申し上げます。
この場を借りまして、昨年、上映して大受けでしたチャップリンの作品がかえってきます。
12月26日(金)「チャップリン」より上映中です。
大人気の「街の灯」「モダン・タイムス」「独裁者」なども上映しますが、
昨年同様静かに公開した「巴里の女性」を改めてご紹介させて下さい。
何と言っても驚いてしまうのが、あの映画雑誌「キネマ旬報」の第一回ベスト・テン1位に輝いているのですよ。
ヒロインのマリーは、婚約者の画家ジャンと結婚しようとしていて、パリに行く予定をたてていました。
が、出発の前日、ジャンの父親が急死します。
何とか連絡できたのですが、ヒロインのマリーだけでパリに向かうのでした。
このすれ違いがうまいですね。
一方、ジャンは母親と共にパリで質素なアパートを借りて暮らすことに。
マリーはといえば、裕福な実業家に気にいられパリ生活を楽しんでいます。
つぎの再会は?ラストはどうなるのかは、見てのお楽しみの佳作です。
(チャップリンは脇役に徹しています。最初の主役でない脚本と監督と製作をした映画であり、ユナイテッド・アーティストを立ち上げて製作した最初の映画なのです)
是非、ご覧になって頂きたい一心でつけ加えました。
総支配人 住岡正明









