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「オッペンハイマー」(追記②)
「オッペンハイマー」の35mmフィルム版をすでに告知しておりますように4月19日(金)より、上映いたします。
日本では、東京と広島(八丁座)だけというのも光栄のいたりです。
当館も、調整と確認のため映写のプロに来ていただき、なんの問題なくスタンバイしています。
当時、デジタルも35mmフィルムも両方できるようにとしていまして、その35mmフィルムの映写機の復活は奇跡的ともいえます。
さっそく、試写をしたところ、ほんのり柔らかい深みのある映像に、うっとりしたものです。
音響も、ある意味デジタル版よりよく出ており、迫力がありました。
ただし、これは個人の私の感想なのでそれぞれの方で印象がちがうかも知れません。
デジタル版は、IMAX上映に合わせていると思われるスクリーン画面の両端に、少し黒味がありますが、35mmフィルム版は通常シネマスコープにばっちりとおさまっていますから、これもイイですね。
始まるぞー、という緊張感と興奮がわいてきます。
クリストファー・ノーラン監督は「35mmフィルムを上映し、観客にアナログ体験を提供できる場所が、まだ世界にあることに、私はとても興奮しています。
なぜなら、映像の奥行や色の表現が重要だからです。
それは、観客がもっと没入感のある体験をすることを可能にし、映画の世界にもっと入り込むことができるのです。
つまり、デジタルで作られたCGよりもはるかに多い情報量がアナログ35mmフィルムには含まれるポテンシャルがあります。」と、語っています。
是非、楽しみにごらんいただきたいです。
個人的に一番驚いたのは、音響の情報量というのでしょうか。凄い迫力でした。
お待ちしています。
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